春から初夏（5月～7月）は、胡蝶蘭が成長に向けてエネルギーを蓄える大切な時期です。この時期に適切なお世話をすることで、美しい花を長く楽しむことができ、翌年の花付きも良くなります。  

【春先の胡蝶蘭を育てる３つのポイント】
1. 肥料や栄養剤を与える
5月から7月は成長期にあたるため、植物用の栄養剤を与えることが大切です。特別なものを用意しなくても、ホームセンターや園芸店で手に入る一般的な植物用の栄養剤で十分です。  

　栄養剤は、疲れたときに回復させるものではなく、これからの成長をサポートするために使います。この時期にしっかり栄養を与えることで、花が長持ちし、次の花付きも良くなります。  

2. 水やりは控えめに
成長期だからといって水を与えすぎると根腐れの原因になります。根が完全に乾いてから、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。受け皿に水が溜まった場合は、必ず捨ててください。  

3. 明るく風通しの良い場所に置く
胡蝶蘭は明るい場所を好みますが、直射日光は避けましょう。カーテン越しの柔らかい光が入る場所が理想的です。また、風通しを良くすることで病気やカビの予防にもなります。  

春から初夏は胡蝶蘭にとって成長への準備期間。この時期に適切なケアを行うことで、1日でも長く美しい花を楽しむことができます。  

胡蝶蘭の育て方でご不明な点やお困りのことがあれば、ぜひオルグスタッフまでご相談ください。